Java: if else if else: 三つ以上の場合分け
図Prog5_3_㏛cはif else if else構造の説明のための例である.このプログラムの最後にコメントで実行結果(表示)が示されています。
if else if else構造は以下の形をしています。
if(条件1) 文1;
else if (条件2)文2;
else 文3;
この意味は条件1が成立すれば文1が実行され、制御は文3の次に移ります。条件1が成立しなければ 条件2がチェックされ、成立すれば文2が実行され、制御は文3の次に移ります。条件2が成立しなければ、文3が実行され、制御は次に移ります。つまり、条件1と条件2により、三つの場合に分けられるということです。
図Prog5_3_srcについて:
6行目は条件1が成立するので、b=1;が実行され、制御は9行目に移ります。
11,12行目では(条件1成立しない,条件2成立)でb=0が実行されます。制御は14行目に移ります。
16,17行目は(条件1成立しない,条件2成立しない)b=-1が実行されます。
21から24行目は四つの場合分けをする以下の構成である。
if(条件1) 文1;
else if (条件2)文2;
else if (条件3) 文3;
else 文4;
図Prog5_3_srcの場合以下のようになる。
条件1成立ーー>b=10
条件1成立しない,かつ条件2成立ーー>b=0;
条件1成立しない、かつ条件2成立しない、かつ条件3成立ーー>b=-10;
条件1成立しない、かつ条件2成立しない、かつ条件3成立しないーー>b=-20;
実行結果は28から31行に示されています。
ちなみに、行頭の//はその行はコメントであることを意味します。